これまでのあらすじ

 今から7年前の2004年、私は人生のどん底を味わう。当時、漫画界にはグルメものブームがきていて、私もラーメン漫画の原作を書くことになった。が、私にはラーメンの素養がほとんどなかったため、急遽ラーメンの食べ歩きを始める。1日に2~3食、遠方に出かけた時には5食ものラーメンを食べ歩いた結果、半年で7kgほど体重が増え、ヤセ型体型だった私はお腹だけがぽっこりと出る幼児体型となった。もちろんデメリットはそんな生易しいものではなく、健康診断でコレステロール、血圧、中性脂肪、尿酸値が跳ね上がった。

そんな矢先、妻のお腹に双子がいることが判明。切迫早産の可能性があるために緊急入院となり、私は病院と自宅を行き来しながら、仕事、取材、自 炊、自分と妻の洗濯物と目まぐるしく動き回ることになる。ほとんど座りっぱなしのデスクワーク→ラーメン→車で病院→徹夜で執筆…。こんな無茶が続く筈も なく、ある日私は不意の頭痛に襲われる。

 

  これまでに感じたことのない、ズキズキとした痛みが続きいつになっても収まらない。目の前が暗くなり、布団に横になり体を丸めて痛みに耐えた数時間が過 ぎ、いつの間にか眠って朝になった。本当ならそのまま病院に行くべきなのだろうが、私は誰にも何も言わず、そのまま仕事を続けた(あれが軽い脳溢血みたい なものだったかどうかは今でもわからない)。仕事を失うのは怖かったし、妻に心配を掛ける訳にはゆかない。その代わり、私はネットで健康について調べ始め た。食べ物、睡眠、運動、ライフサイクルetc...。食事をコンビニ弁当からカロリー計算をした自炊に切り替え、昼間はなんとか時間を作ってウォーキン グをし、お金がもったいないと思いつつもラーメンは半分残すようにした。

 それから5年、嵐のような育児生活が過ぎ(双子はとかく手がかかる)子どもたちはなんとか無事に育ち、ウォーキングは趣味となっていたが、色々と不便を 感じることが多かった。仕事柄、ノートPCとデジカメは常に携帯する。それ以外にノートと筆記用具、携帯電話などをバッグに入れてあちこち歩き回るのだ が、バッグが肩に食い込んで肩がこって仕方がない。ただでさえ座り仕事が多く、しばしば腰痛の予感に襲われた。このままではいかん!と今度はバッグを探し 歩いた。ビジネスショルダー、トート、ディパック、3wayバッグと色々と渡り歩いたが、なかなかこれといった決め手がない。肩こり対策として一番なのは ディパックなのだろうが、あれを両肩に担いで街中を歩き回るのはどうも抵抗があったし、服装との兼ね合いもなんだか微妙だった。

 

きっとどこかに自分の探しているバッグがあるはず…そう思うと気になって仕方がない。職業柄、一度気になるととことん調べるまで気が済まない。とりあえ ずバッグの種類にどんなものがあるのか調べてみよう。そう思った私は、自分がとんでもない深淵に踏み込み始めているのにまだ気づいていなかった…。

 

 

 

 

 

 

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